第13回加計学園杯日本語弁論国際大会決勝 スリランカのモークシャー・デウミニさん優勝
2023/11/24お知らせ
第13回加計学園杯日本語弁論国際大会決勝大会(外務省、文部科学省、岡山県、県教委、岡山市、県国際交流協会後援)が11月22日、加計学園創立50周年記念館を主会場に開かれ、予選を勝ち抜いた代表12人が、「最先端技術はどのように使われるべきか」をテーマに、日本語能力や弁論内容を競いました。スリランカ会場のモークシャー・デウミニさんが優勝しました。
オンラインによる決勝大会で、出場者は自国から約5分間、身振り手振りを交えて熱弁を振るいました。
デウミニさんは、ドローンが離島への商品配達に使われる一方、戦争の武器になっていることを挙げ、最先端技術が功罪両面を持ち合わせていると主張し、テクノロジーの素晴らしさを享受しつつも未来を担う若い世代はその使い方に気を付けなければならないと訴えました。
「AIによるテキスト生成ツールは便利ではあるが、便利さと引き換えに自身の学習の機会を失うのではないか」、「日本語話者や日本語学校が身近に存在しない環境でも、オンライン対話ツールや音声認識ソフトなどの最先端技術の利用で日本語能力を高めることができる」と述べた出場者もいました。
準優勝はタイ会場のチャンタラカニット・プーポーナネークさん、審査員特別賞はミャンマー会場のゾー・ティン・トゥー・アウンさん、今治市長賞は台湾会場のキョ・ゲイセンさん、岡山県知事賞は中国B会場のボウ・アンヨウさんでした。大会には予選も含めて2000人を超える参加がありました。
優勝 スリランカ会場 モークシャー・デウミニさん
準優勝 タイ会場 チャンタラカニット・プーポーナネークさん
審査員特別賞 ミャンマー会場 ゾー・ティン・トゥー・アウンさん
岡山県知事賞 中国B会場 ボウ・アンヨウさん
今治市長賞 台湾会場 キョ・ゲイセンさん
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