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2012年11月29日
第2回 加計学園杯 日本語弁論国際大会決勝大会を終えて
第2回加計学園杯日本語弁論国際大会決勝大会は、平成24年11月16日、本学園・岡山理科大学第25号館理大ホールを会場に開催され、成功裡に幕を閉じました。出場者それぞれが「私の誇れる祖国」をテーマに行った弁論は、会場に参集した500人を超える聴衆のみならず、今大会から新たに導入されたインターネットによる世界ライブ配信により発表者の母国で応援する両親、友人など大勢の方々をも魅了しました。
今回第2回目となる決勝大会出場のため岡山に集結した10名のファイナリストは、中国/北京・成都・上海・青島、スリランカ、ミャンマー、ベトナム、ネパール、マレーシア、韓国の7ヶ国10会場で行われた地区大会において、見事優勝した強豪達です。地区大会はその予選を含め約1000名の参加者を得て開催されましたが、10名はその激戦を制した者だけに与えられる日本行きの切符を手に、来日を果たしました。
1000人の頂点に立つことになる本決勝大会最優秀賞受賞者は中国青島大会優勝の青島職業技術学院3年生、張明(ちょうめい)さんに決まりました。張さんは、青島の美しい景色や海などについて熱く述べ、最後は「さあ、中日友好の更なる発展のために、青島ビールで乾杯しましょう!」とくくり、その日中の友好に願いを馳せた発表は、万雷の拍手を浴びました。
本学園は創立者加計勉が掲げた「国際舞台で活躍できる人材を養成するための教育・研究には諸外国との連携が必要である」との理念により、創立当初から積極的に国際交流を推進してきました。その国際交流の一環として、この度の加計学園杯日本語弁論国際大会は国際社会における日本語や日本文化の普及を目的に開催されました。主催者として、本弁論大会の開催は、日本と海外諸国との共存にいささかなりとも寄与できるものと自負している次第です。
終わりに、決勝大会の後援を頂きました外務省、岡山県、また、地区大会の後援を頂きまきました在開催国日本国大使館、さらに現地学校関係の方々、そして本大会の運営に関わって頂いた全ての方々に衷心より厚く感謝申し上げます。