学校法人 加計学園

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2025年03月18日

「デレフォーレ岡山」と包括連携協定締結 スポーツ活動を通して地域活性化めざす

 学校法人加計学園は3月17日、岡山県を拠点に今月始動したハンドボール女子のクラブチーム「デレフォーレ岡山(株)」と包括連携協定を締結しました。スポーツ活動を通じて学生、生徒の夢や学びの場の相互提供及び、人づくりや地域のまちづくりなどで連携協力して地域活性化に寄与するのが目的です。

 調印式は岡山理科大学A1号館11階で行われ、デレフォーレ岡山側から尾崎茂・代表取締役会長、安井誠・代表取締役社長、東京オリンピック日本代表の角南果帆主将(倉敷市出身)が、また加計学園側から加計役(まもる)理事長、渡邉良人専務理事、田原誠・岡山理科大学附属高等学校校長、長谷川拓哉・岡山理科大学附属中学・高等学校事務部長、デレフォーレ岡山のヘッドコーチを務める同高校ハンドボール部の大熨(おおのし)嘉彦顧問が出席しました。

 連携協力の内容は以下の通りです。
①学生、生徒のキャリア教育に関すること
②スポーツを通じた教育プログラムの共同開発と地域への展開に関すること
③指導者の派遣及び相互の行事や地域イベントへの交流に関すること
④相互の教育施設の利用に関すること
⑤その他、連携推進に必要な事項に関すること

 式では田原校長が協定の意義について、「職場体験やインターンシップの場としても活用し、スポーツを通じた教育プログラムの共同開発にも取り組みたい」などと説明したのに続いて、尾崎会長と加計理事長が協定書に調印しました。
 協定締結後、尾崎会長は「加計学園にはヘッドコーチの選任と練習拠点の確保にも協力いただくことになった。我々としても地域の福祉、医療、福祉専門職の人材育成のためのインターンシップの場を提供するなどキャリア発展に寄与していきたい」と述べ、加計理事長は「本学園はスポーツに大変力を入れてきている。ハンドボールの分野に限らず、広範な教育連携に広がっていくことを大いに期待している」と抱負を語りました。

 デレフォーレの由来は岡山弁の「でぇーれぇ」(ものすごい)と「ほーれ」(投げろ)に、イタリア語の「フィオーレ」(花)を組み合わせた造語。2027~2028年シーズンでのハンドボールリーグ「リーグH」への参入を目標に掲げています。

協定書を手にする(左から)加計理事長と尾崎会長

調印後、あいさつする尾崎会長

連携協力に期待感を表明する加計理事長

出席者全員で記念撮影