加計美術館で開幕した合同美術展
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2022年04月11日
加計美術館で倉敷市の姉妹都市提携65周年記念美術展開幕/5月8日まで
岡山県倉敷市とオーストリア・サンクトペルテン市の姉妹都市提携65周年を記念する合同美術展(倉敷市国際交流協会主催、倉敷市・サンクトペルテン市・倉敷芸術科学大学共催)が4月8日、倉敷市の美観地区にある加計美術館で開幕しました。5月8日まで。
展示されているのは、サンクトペルテン市の芸術家、エヴァ・リーブラーさんが版画の技法を組み合わせて独自の世界観を表現した「赤い少女」「孤独な男」など29点と、倉敷芸術科学大学の教員、学生、卒業・修了生らの作品50点。
開会式では伊藤香織・市長が「市民同士の交流が続いていけば、とても素晴らしい世界になっていくはずです」と国際交流の意義を強調し、倉敷芸術科学大学の柳澤康信学長は「この美術展をきっかけに両市の交流がますます深まるよう祈念しています」と祝辞を述べました。
また、サンクトペルテン市からオンラインで出席したリーブラーさんは「これまで2回、倉敷市を訪問しましたが、加計美術館での美術展開催は初めて訪問した時からの夢でした」と語りました。
開会式後、児島塊太郎・同美術館長の案内で、出席者が展示作品を鑑賞。学生たちは自分の作品の狙いなどについて説明しました。
美術展に合わせて玄関には街頭ピアノが置かれ、くらしき作陽大学の竹内京子・音楽学部長がモーツァルトのトルコ行進曲などを演奏。祝賀ムードを盛り上げました。
入場無料。開館は午前9時~午後5時。毎週月曜日休館(祝日は除く)。問い合わせは同美術館(086・427・7530)まで。
開会式では伊藤・倉敷市長、柳澤学長らがテープカットしました
開会式後、作品を鑑賞する出席者の皆さん
自分の作品を解説する倉敷芸術科学大学の学生