ライディングを披露する大池選手
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2022年05月11日
理大附高がアーバンスポーツ部創部を発表 五輪選手育成目指す 国際大会仕様の専用室内大型パークを整備
岡山理科大学附属高等学校がBMX(バイシクル モトクロス)など行う全国高校初のアーバンスポーツ部の創部を決め、専用の室内大型パークを全国高校で初めて整備。5月10日、創部発表とパーク完成披露を行いました。
同パークは広さ600平方㍍。カーブした高い壁面がある「カーブウオール」、尖ったジャンプ台が特徴の「ファットスパイン」など、最近の国際大会トレンドの仕様。BMXやスケートボード、インラインスケートに利用できます。
創部発表会・パークお披露目会にはマスコミや学園関係者ら約50人が出席。田原誠校長が、BMXが五輪種目となり世界的に普及しているが、練習場がないことを指摘。「アーバンスポーツを盛り上げ、五輪選手、さらにメダリストを育てたい」と抱負を述べました。
全日本フリースタイルBMX連盟(JFBF、岡山市)の出口智嗣理事長を同部ジェネラルマネージャーとし、委嘱状を手渡しました。出口理事長は理大附高出身。「こんな施設が学校にできるとは、うれしくてびっくり。若い選手が世界を目指す環境が整った」と感謝しました。
東京五輪7位入賞で地元の大池水杜選手や高木聖雄選手(愛知県あま市)らBMXフリースタイルの国内トップ3選手がライディングを披露。自転車ごと後方宙返りするバックフリップ、ハンドルを持って空中で車体を一回転させるテールウィップといった大技を披露すると、出席者から歓声が上がりました。
理大附高は、全国からアーバンスポーツを目指す生徒を募り、来年4月の創部を予定。パークは全国の強化合宿などにも提供する予定です。
大技を披露する高木選手
トークセッションでパークへの期待を語る出口理事長(中央右端)ら
出口理事長(右端)、田原校長(左端)と、参加選手