空気砲を発射して見せる理大生
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2022年11月21日
おかやま市場フェスで理大生が科学ショー/芸科大生デザインの法被初着用
岡山市中央卸売市場のおかやま市場フェスが11月20日、同市南区市場で3年ぶりに開催され、岡山理科大学学生らのNPO法人ティラボが空気を使った科学実験ショーを披露。親子連れらを楽しませました。フェスではまた市場スタッフが、倉敷芸術科学大学学生がデザインした法被を初めて着用して運営に当たり、会場に彩を添えました。
NPO法人ティラボは理大などの学生、社会人約10人で今年5月に設立したばかり。この日のイベント広場のステージには、代表で理大応用物理学科3年岩瀬凌悟さんら理大生4人が参加。生物化学科2年鈴木健太さんの軽妙な語りを交え、送風機を使ってアンパンマンの顔などの風船を浮かせ、球が浮いて四角や円すい形では浮かないことを実証しました。後半はビニールプールなどを使って空気砲の発射実験を披露。煙がドーナツ形になって空中に飛び出すと、子供たちから大きな歓声が上がりました。
法被は芸科大デザイン芸術学科3年齋藤菜月さんのデザイン。袖などに岡山名産の桃やシャクヤク、サワラをあしらい、背面には法被に使われる角字で「卸売市場」の文字を入れて祭りの雰囲気を醸しています。25着をスタッフが身に着け、本部ではクイズラリーの受け付けや景品の手渡しをしていました
おかやま市場フェスは、「市民イチバデー」の名で開かれていましたが、新型コロナウイルス感染症のため2年間実施を見送り。今回は名前を変更して久しぶりの開催で、県産野菜の無料試食やヒップホップダンスショーなどがあり、市民ら大勢が楽しみました。
アンパンマンの顔などの風船を浮かせ、科学実験する理大生
芸科大生デザインの法被を着て運営に当たる市場スタッフ