優勝して喜びを表現するモークシャーさん
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2023年11月30日
スリランカのモークシャー・デウミニさんが優勝! /第13回加計学園杯日本語弁論国際大会決勝大会
「第13回加計学園杯日本語弁論国際大会決勝大会」が11月21日、岡山市北区の加計学園創立50周年記念館と10カ国・地域の12会場をオンラインで結んで開催され、スリランカ代表のモークシャー・デウミニさんが優勝しました。大会の模様はYouTubeでライブ中継されました。
大会は学校法人加計学園が主催し、外務省、文部科学省、岡山県、岡山県教育委員会、岡山市、一般財団法人岡山県国際交流協会のご後援で行われました。今年9月から10月にかけて12の国・地域の14会場で地区大会があり、総勢約2000人が参加。これを勝ち抜いた12人が決勝大会に臨みました。
今回のテーマは「最先端技術はどのように使われるべきか」。モークシャーさんは5分間の制限時間の中で、ドローンによる宅配便サービスを例に挙げて、最先端技術の素晴らしさを強調する半面、戦争の武器としても使われることを指摘。「ネガティブなことのために使われた場合、想像できないぐらい悪影響を与える可能性がある」とし、「未来を担う若い世代の私たちが、その使い方にも気を付け、また正しい使い方を学ばなければならない」と、流暢な日本語で身振り手振りを交えて訴えました。
審査員の一人は「大変難しいテーマだが、皆さんそれぞれ工夫して描けており、僅差の勝負だった」と講評しました。
モークシャーさん以外の入賞者は次の皆さんです。
準優勝=チャンタラカニット・プーポーナネークさん(タイ)▽審査員特別賞=ゾー・ティン・トゥー・アウンさん(ミャンマー)▽岡山県知事賞=ボウ・アンヨウさん(中国)▽愛媛県今治市長賞=ギョ・ゲイセンさん(台湾)
副賞として優勝者には奨学金10万円、準優勝者には7万円、審査員特別賞には5万円、今治市長賞には同市の伝統工芸品「桜井漆器」のペアグラスが贈られました。
開会のあいさつをする加計孝太郎理事長
出場者と記念写真に納まる学園関係者と審査員の皆さん